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転職のグレード

そう考えた結果、必然的に外資系企業が浮かび上がってきたのである。
新卒にしろ、中途採用にしろ、いまや、会社選びの基準は外資かそうでないかといった「資本の所在」ではなく、スキルアップ、キャリアアップができるかどうかに転換しているのである。 逆に言えば、この要件を満たす会社だけが、優秀な人材を採用し、生々発展できるということになる。
優秀な人間はキャリアアップ、スキルアップの実現に魅力を感じている。 可能な会社だけが生き残る。
会社を見抜く、社長を見抜くことはたしかに重要だが、さて、それでは見抜いた先、いったいどうすればいいのだろうか。 やはり見抜いたら、ビジネスに活用することがビジネスマンとしてはより重要なのではないだろうか。
たとえば、いま勤務している会社が気に入っている場合はいい。 なんらかの理由で合わないとき、ビジネスマンが取る選択肢は次の3つである。
実際にはこういう人は少なくないと思う。 「つまらない、つまらない」と愚痴をこぼしながらも、生活のためにしかたなく仕事を続けているタイプである。
おそらく、全体の6割はそうだろう。 私に言わせれば、いかに生活のためとはいえ、自分の人生の無駄遣いをしているにすぎない。

会社も迷惑だと思う。 この手の社員がいると、組織としてもパワーが落ちるからである。
それも本人の人生。 これ以上、コメントはしない。
「たった一度の人生、いまやらないで、いつできる!」とばかり、さっさと転社、転職を図るタイプである。 そのためには、当然のことながら、自分をバージョンアップさせなければならない。
自分はそのまま、会社だけ都合良く変わってくれ、ではいただけない。 20代、30代のビジネスマンで、「これまでに転職を考えたことがある」という比率は60パーセントにものぼる。
温度差はあるだろうが、半数以上はいまの会社を辞めたいと考えているのである。 では、現実はどうか。
ある著名なヘッドハンター氏によると、45歳以上のビジネスマン(日本人)のうち、社内価値より社外価値のほうが高い人はわずか2パーセントにも満たない、というのである。 社内価値とはシンプルに数値化されたものでは年収だ。
社外価値とは、いざ転職しょうというときに、「この年収なら、雇います」という数値である。 人間にはたくさんの価値があると思うが、単位を揃えなければ比較評価できないから、ここでは年収というわかりやすい数値で論を進めていきたい。
つまり、700万円。

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